長持ちする家   ~その2 石材~

2015.01.10

こんにちは。スタッフの天保です。

次回、完成見学会が行われる仁保南の現場で使用させて頂きました石材をご紹介致します。

サッシの下の窓枠は通常、木製ですが、今回はコーラルストーンというサンゴや貝殻の化石が入った石灰岩を使用しています。

右上の写真はおなじみの石パッキン。御影石の為、不燃性、耐腐食性の問題はありません。半永久的な耐久性になります。溝は床下通気確保の為のものです。

玄関上はジェラシックウッドストーンといってその名の通り、恐竜が生きた時代の木の化石です。よくみるとしっかりと木の繊維がみてとれます。インドネシアからやってきました。

右下の石がクールーフで堆積岩の一種の粘板岩といって数億年にわたり泥質等が堆積、圧密され地殻変動により高温、高圧で生じた岩石です。薄い石の層で形成されている為、加工が難しい材料ですが、様々な色模様が有り玄関アプローチにはとても良い印象を与えてくれます。

同材料で60センチ角で屋根材としても使用します。(今回は屋根は瓦ですが。。)

最後はキッチンのカウンタートップの御影石です。色も様々で今回は明るめのピーチポリーノという色になります。アンティーク漂う室内の雰囲気の相性がとてもよいと思います。

今回は5種類の石材を使用していますが、それぞれの石の性質や特徴を生かして屋根や基礎、室内空間等で利用できます。天然素材、蓄熱性などが挙げられますが、最大の特徴が耐久性です。数百年と風雨にさらされてもなお現在もそのうつくしさを保っているヨーロッパの街並みを見れば想像がつきます。

そして石には一つ一つ、全く違う表情があり、その石にはには長い歴史があると思うととても愛着が湧いてきます。そんな材料で出来上がった無添加住宅の完成が楽しみです。

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